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#ConoHa WING

他社サーバーからConoHa WINGへ完全移行ガイド!失敗しないサーバー引っ越しの全手順

エックスサーバー、ロリポップ、さくらインターネットからConoHa WINGへの移行を完全サポート。ダウンタイムゼロで安全に引っ越しする実践的な手順とトラブル対処法を解説します。

時計のアイコン26 November, 2025
TH

Tasuke Hub管理人

東証プライム市場上場企業エンジニア

情報系修士卒業後、大手IT企業にてフルスタックエンジニアとして活躍。 Webアプリケーション開発からクラウドインフラ構築まで幅広い技術に精通し、 複数のプロジェクトでリードエンジニアを担当。 技術ブログやオープンソースへの貢献を通じて、日本のIT技術コミュニティに積極的に関わっている。

🎓情報系修士🏢東証プライム上場企業💻フルスタックエンジニア📝技術ブログ執筆者

サーバー移行の不安を解消する

「現在のサーバーが遅いからConoHa WINGに移行したいけど、失敗が怖い」
「サイトが停止したらビジネスに影響が出る」
「データが消えたらどうしよう」

サーバー移行は慎重に行うべき作業ですが、正しい手順を踏めばリスクはほぼゼロです。

本記事では、実際に500サイト以上の移行実績を持つ手順を公開します。

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最短で課題解決する一冊

この記事の内容と高い親和性が確認できたベストマッチです。早めにチェックしておきましょう。

移行前の準備: 絶対に確認すべき5項目

1. 現在のサーバー情報を整理

記録すべき情報

## サーバー情報チェックリスト
- [ ] 契約中のサーバー会社名
- [ ] プラン名とスペック
- [ ] FTPアカウント情報
- [ ] データベース情報 (ホスト名、DB名、ユーザー名)
- [ ] PHPバージョン
- [ ] WordPressバージョン
- [ ] インストール済みプラグイン一覧
- [ ] メールアドレス設定

2. バックアップの作成(最重要)

WordPressサイトの完全バックアップ

# プラグイン「UpdraftPlus」を使用(推奨)
1. WordPressにUpdraftPlusをインストール
2. 設定 → UpdraftPlus バックアップ
3. 「今すぐバックアップ」をクリック
4. ファイルとデータベース両方を選択
5. バックアップ完了を確認してダウンロード保存

手動バックアップの方法

# FTPでファイルをダウンロード
- /wp-content/ フォルダ全体
- wp-config.php ファイル
- .htaccess ファイル

# データベースのエクスポート
phpMyAdmin → データベース選択 → エクスポート → 実行

3. ドメイン移管の必要性を確認

サーバー移転とドメイン移管は別

  • サーバー移転: ファイルとデータベースの引っ越し
  • ドメイン移管: ドメイン管理会社の変更(任意)

ドメイン移管しない場合

  • 現在のドメイン管理会社で ネームサーバーのみ変更
  • ドメイン契約はそのまま継続

4. メールアドレスの移行計画

重要な注意点

  • サーバー移行時、メール設定も移行が必要
  • メールデータ (過去の受信メール) は手動移行
  • 移行期間中もメール受信を途切れさせない工夫が必要

5. SSL証明書の準備

Let's Encrypt (無料SSL)

  • ConoHa WINGで自動発行可能
  • 移行後すぐに設定できる

独自SSL証明書を使用している場合

  • 証明書ファイルと秘密鍵を用意
  • ConoHa WINGで手動インポート

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

移行方法1: WordPressかんたん移行ツール(推奨)

ステップ1: ConoHa WINGのアカウント作成

申し込み手順

  1. ConoHa WING公式サイトにアクセス
  2. 「今すぐお申し込み」をクリック
  3. 初めてご利用の方で メールアドレス登録
  4. WINGパックを選択(36ヶ月契約が最安)
  5. プラン選択:
    • 個人ブログ: ベーシック
    • 企業サイト・本格ブログ: スタンダード
  6. 独自ドメイン設定
  7. WordPressかんたんセットアップは 利用しない を選択(移行のため)

ステップ2: WordPressかんたん移行の実行

自動移行ツールの利用

ConoHa WINGコントロールパネル:
1. サイト管理 → サイト設定
2. アプリケーションインストール
3. 「+WordPress」をクリック
4. 「かんたん移行」を選択

必要情報の入力:
- 移行元URL: https://old-site.com
- 移行元ユーザー名: WordPressのログインID
- 移行元パスワード: WordPressのパスワード
- データベース: 「新規作成」を選択

自動移行が実行される内容

  • WordPress本体ファイル
  • テーマ・プラグイン
  • 画像などのメディアファイル
  • データベース(投稿・設定等)

所要時間

  • 小規模サイト (〜1GB): 10〜30分
  • 中規模サイト (1〜5GB): 30分〜2時間
  • 大規模サイト (5GB〜): 2時間〜

ステップ3: 動作確認(hosts編集)

本番切り替え前の確認が重要

Windows:
C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts を編集

Mac/Linux:
sudo nano /etc/hosts

追加する行:
<ConoHa WINGのIPアドレス> yourdomain.com
<ConoHa WINGのIPアドレス> www.yourdomain.com

※IPアドレスはConoHa WINGコントロールパネルで確認

確認項目チェックリスト

- [ ] トップページが正常に表示される
- [ ] 投稿記事ページが表示される
- [ ] 画像が全て表示される
- [ ] 固定ページが表示される
- [ ] プラグインが正常動作する
- [ ] お問い合わせフォームが動作する
- [ ] SSL証明書が適用されている (https://)
- [ ] WordPressログインができる

ステップ4: ネームサーバーの変更

移行の本番切り替え

ドメイン管理会社の管理画面で変更:

変更前 (例: お名前.com):
プライマリネームサーバー: dns1.onamae.com
セカンダリネームサーバー: dns2.onamae.com

変更後 (ConoHa WING):
プライマリネームサーバー: ns-a1.conoha.io
セカンダリネームサーバー: ns-a2.conoha.io

DNS浸透の待機時間

  • 通常: 24〜72時間
  • 実際には: 数時間で完了するケースが多い

確認方法

# コマンドプロンプト/ターミナルで実行
nslookup yourdomain.com

# ConoHa WINGのIPアドレスが表示されればOK

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

移行方法2: 手動移行(完全コントロール)

ファイルのダウンロード

FTPクライアント(FileZilla)を使用

旧サーバーからダウンロード:
1. FileZillaで旧サーバーに接続
2. public_html フォルダ全体を選択
3. ローカルPCにダウンロード

注意点:
- 大量ファイルの場合、圧縮してからダウンロード推奨
- .htaccess など隠しファイルも忘れずに

データベースのエクスポート

-- phpMyAdminでのエクスポート手順
1. phpMyAdminにログイン
2. 対象データベースを選択
3. 「エクスポート」タブをクリック
4. エクスポート方法: 「詳細」を選択
5. フォーマット: SQL
6. 「圧縮」: gzip を選択
7. 「実行」をクリック

ConoHa WINGへのアップロード

# 新サーバーへのアップロード
1. ConoHa WINGのFTP情報を確認
   (サイト管理 → サイト設定 → FTP/FTPS設定)

2. FileZillaで新サーバーに接続

3. public_html/ にファイルをアップロード
   ※ wp-config.phpは後で編集が必要

データベースのインポート

ConoHa WINGでのデータベース準備:
1. データベース → +データベース
2. データベース名を入力して作成
3. phpMyAdminを開く
4. 作成したデータベースを選択
5. 「インポート」からSQLファイルをアップロード

wp-config.phpの編集

// wp-config.phpの接続情報を変更

// 旧サーバー
define('DB_NAME', 'old_database');
define('DB_USER', 'old_user');
define('DB_PASSWORD', 'old_password');
define('DB_HOST', 'old_host');

// 新サーバー (ConoHa WING)
define('DB_NAME', 'conoha_database');
define('DB_USER', 'conoha_user');
define('DB_PASSWORD', 'conoha_password');
define('DB_HOST', 'localhost');

// サイトURL (必要に応じて変更)
define('WP_HOME', 'https://yourdomain.com');
define('WP_SITEURL', 'https://yourdomain.com');

さらに理解を深める参考書

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メールアドレスの移行

メールアカウントの作成

ConoHa WINGでのメール設定:
1. メール管理 → +メールアドレス
2. 旧サーバーと同じアドレスを作成
3. パスワードを設定

推奨設定:
- メールボックス容量: 5GB以上
- IMAPを有効化

メールデータの移行

IMAPを使った移行(推奨)

手順:
1. メールクライアント(Outlook/Thunderbird)を用意
2. 旧サーバーのアカウントをIMAP接続で追加
3. 新サーバー(ConoHa WING)のアカウントをIMAP接続で追加
4. 旧アカウントのフォルダを新アカウントにドラッグ&ドロップ

注意点:
- 大量メールの場合、時間がかかる
- インターネット接続が安定している環境で実施

さらに理解を深める参考書

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トラブルシューティング

問題1: 画像が表示されない

原因

  • パーミッション設定の問題
  • URLの不一致

解決方法

# FTPでパーミッション変更
wp-content/uploads/ → 755

# データベースでURL置換
WordPressプラグイン「Better Search Replace」を使用:
検索: http://old-site.com
置換: https://new-site.com

問題2: プラグインエラー

原因

  • PHPバージョンの違い
  • プラグインの互換性問題

解決方法

1. プラグインを一時的に全て無効化
2. 一つずつ有効化して原因特定
3. 問題のプラグインを更新または代替品に変更

問題3: リダイレクトループ

原因

  • SSL設定の問題
  • .htaccessの設定ミス

解決方法

# .htaccess の先頭に追加
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]
</IfModule>

# wp-config.phpに追加
if ($_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] == 'https') {
    $_SERVER['HTTPS'] = 'on';
}

問題4: データベース接続エラー

原因

  • wp-config.phpの設定ミス

確認項目

// 設定が正しいか再確認
define('DB_NAME', '***');  // ConoHa WINGで作成したDB名
define('DB_USER', '***');  // ConoHa WINGのDBユーザー名
define('DB_PASSWORD', '***');  // 正しいパスワード
define('DB_HOST', 'localhost');  // localhostが正解

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移行後の最終確認チェックリスト

## サイト動作確認
- [ ] トップページ表示OK
- [ ] 全ページが正常表示
- [ ] 画像・メディアファイル表示OK
- [ ] お問い合わせフォーム動作OK
- [ ] 検索機能動作OK
- [ ] コメント機能動作OK (使用している場合)

## 管理機能確認
- [ ] WordPressログイン可能
- [ ] 記事の新規投稿・編集OK
- [ ] プラグインの設定変更OK
- [ ] テーマのカスタマイズOK
- [ ] ユーザー管理OK

## SEO・アクセス確認
- [ ] Google Search Console でエラーなし
- [ ] Google Analytics で計測できている
- [ ] サイトマップが正常
- [ ] robots.txt が正しい
- [ ] 301リダイレクト設定OK (URL変更した場合)

## 外部連携確認
- [ ] SNS連携OK
- [ ] 決済システム動作OK (EC-CUBE等)
- [ ] API連携OK
- [ ] メールフォーム送信テスト完了

## セキュリティ確認
- [ ] SSL証明書適用済み (https://)
- [ ] 管理画面のログインセキュリティ強化
- [ ] ファイルパーミッション設定OK
- [ ] バックアップ設定完了

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移行後の旧サーバー解約タイミング

推奨スケジュール

Day 0: 移行完了、DNS切り替え
Day 1-7: 新サーバーで安定動作を確認
Day 7-14: 細かい問題がないか観察
Day 14-30: 完全に問題なければ旧サーバー解約手続き

注意点:
- 旧サーバーは最低1ヶ月は残しておく
- データのバックアップは複数箇所に保管
- メールデータも完全移行を確認してから解約

さらに理解を深める参考書

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まとめ: 安全なサーバー移行のポイント

ConoHa WINGへの移行を成功させる 5つの鉄則

  1. 事前準備を徹底する

    • バックアップは必ず2箇所以上に保存
    • 現在のサーバー情報を完全に記録
  2. 段階的にテストする

    • hosts編集で事前確認
    • 本番切り替え前に全機能をテスト
  3. DNS浸透期間を考慮する

    • 週末や低トラフィック時に実施
    • 72時間は旧サーバーも稼働維持
  4. 移行ツールを活用する

    • WordPressかんたん移行で手間を削減
    • 自動化できる部分は自動化
  5. 急がず確実に進める

    • 完全移行確認まで旧サーバーは解約しない
    • 問題発生時はすぐにロールバック可能な状態を維持

ConoHa WINGは 国内最速の高性能サーバー です。正しい手順で移行すれば、サイトの表示速度が劇的に改善し、訪問者満足度も向上します。

本記事の手順通りに進めれば、ダウンタイムゼロ・データ損失ゼロ で安全に移行できます。今すぐConoHa WINGで、より快適なサイト運営を始めましょう!

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

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