Tasuke HubLearn · Solve · Grow
#React

React Hooks超入門【2025年版】:useState/useEffectから始める実践ガイド

最短でHooksの基礎を掴む入門。useState/useEffect/useMemo/useCallback/useRefの使い所と落とし穴を、ミニサンプルとチェックリストで解説。Next.jsでもそのまま使える実装パターン付き。

時計のアイコン13 September, 2025
TH

Tasuke Hub管理人

東証プライム市場上場企業エンジニア

情報系修士卒業後、大手IT企業にてフルスタックエンジニアとして活躍。 Webアプリケーション開発からクラウドインフラ構築まで幅広い技術に精通し、 複数のプロジェクトでリードエンジニアを担当。 技術ブログやオープンソースへの貢献を通じて、日本のIT技術コミュニティに積極的に関わっている。

🎓情報系修士🏢東証プライム上場企業💻フルスタックエンジニア📝技術ブログ執筆者

Hooksは「関数コンポーネントの拡張」

  • 状態(useState)、副作用(useEffect)、メモ化(useMemo/useCallback)、参照(useRef)を関数コンポーネントで扱うための仕組み。
  • ルール:トップレベルで同じ順序で呼ぶ。条件分岐やループの中で呼ばない。

ベストマッチ

最短で課題解決する一冊

この記事の内容と高い親和性が確認できたベストマッチです。早めにチェックしておきましょう。

useState:最小の状態管理

const [count, setCount] = useState(0);
<button onClick={() => setCount(c => c + 1)}>+1</button>
  • 更新は関数形式(c => c + 1)を推奨。前回値に依存する更新で安全。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

useEffect:副作用(データ取得/購読)

useEffect(() => {
  const ctrl = new AbortController();
  fetch('/api/items', { signal: ctrl.signal }).then(r => r.json()).then(setItems);
  return () => ctrl.abort(); // クリーンアップ
}, []); // 依存なし=初回のみ
  • 依存配列は「中で使う値」を全て列挙。ESLintのルールを有効化。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

useMemo / useCallback:再レンダ最適化

const total = useMemo(() => items.reduce((s, x) => s + x.price, 0), [items]);
const onSelect = useCallback((id: string) => setSel(id), []);
  • 「遅い計算」や「propsで渡す関数」にのみ使う。むやみに増やすと逆効果。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

useRef:値を保持/DOM参照

const inputRef = useRef<HTMLInputElement>(null);
function focus() { inputRef.current?.focus(); }
  • 再レンダさせずに値を保持したい時に便利(タイマーIDなど)。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

よくある落とし穴(チェック)

  • 依存配列の漏れ(古い値=stale closure)
  • 重い処理をレンダ内で実行(useMemoへ)
  • forEach(async ...) は待たない(for..of or Promise.all
  • useEffect の中で状態をループ更新 → 無限再レンダ

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

Next.jsでのポイント(App Router)

  • まずはサーバーコンポーネントでデータ取得し、最小範囲だけ "use client" に。
  • クライアント側の重い処理は遅延読み込みやWeb WorkerでINPを守る。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

まとめ

「状態→副作用→最適化→参照」の順に段階習得。ESLintのHooksルールを友に、シンプルに使い始めましょう。

さらに理解を深める参考書

関連記事と相性の良い実践ガイドです。手元に置いて反復しながら進めてみてください。

この記事をシェア

続けて読みたい記事

編集部がピックアップした関連記事で学びを広げましょう。

#React

React 19の新機能 `use` フック実践ガイド【2025年版】

2025/9/19
#Svelte

Svelte 5 Runes実践ガイド:$stateと$effectで実現する新しいリアクティビティ【2025年版】

2025/9/19
#React

React Hooks実戦テスト戦略【2025年版】:ユニットから統合までのベストプラクティス

2025/9/13
#Git

Git/GitHub超入門【2025年版】:最小のワークフローで始める

2025/9/13
#Security

Secrets/環境変数の実践ガイド【2025年版】:Next.js/Node/CI/CDの安全な管理

2025/9/13
#React

React Hooks中級【パフォーマンス最適化/2025年】:再レンダ抑制と入力応答性の実践

2025/9/13